ハーレーマニアの記憶に残るモデル

記憶

長い歴史があるハーレーダビッドソンは、マニアの記憶に残るモデルが多いです。昔のモデルにも根強いファンがいて、市場に出ると高値で売れます。アメリカ中西部の都市ミルウォーキーに住む若者が、日用品を使って作り上げたのが第1号のハーレーダビッドソンです。

その後、ハーレーダビッドソンの代名詞ともなるVツインエンジンが開発され、戦争や世界恐慌の波に揉まれながらも、アメリカのバイクメーカーとして世界的に有名になります。

株式会社として設立されたのは1907年で、1929年にはフラットヘッドエンジンが開発されます。世界恐慌によって、アメリカの製造業は大きな打撃を受けますが、新型エンジンの開発を行い、1936年にナックルヘッドが誕生し、1948年にはさらに進化を遂げたパンヘッドが登場します。

戦後は、アメリカ経済が右肩上がりに成長し、ビッグツインの高い評判で波に乗るハーレーダビッドソンも、販売台数を大幅に伸ばしていきます。

新型エンジンのツインカムが誕生して大排気量時代に突入した後は、アメリカだけでなくアジアやヨーロッパでも多くのファンを獲得しています。ツインカムエンジンは、環境問題にも配慮したエンジンで、開発された時は日本でも大きな話題となりました。

ハーレーマニアと懐かしいモデル

懐かしい

街中では、ちょっと旧いハーレーに出会うこともあります。新しくてピカピカのハーレーもいいですが、マニアなら懐かしい雰囲気を醸し出す今の車両にはないヴィンテージハーレーにも憧れるものです。

ヴィンテージものは、70年前以上も前に作られましたが、今でも現役で走り続けています。それほど長く愛されるプロダクトということです。例えばヴィンテージタイヤは、タイヤの技術が未発達だった時代のものでパターンがシンプルでした。サドルシートはいかにも馬の鞍のようなシートで、ハーレーが鉄馬と呼ばれる理由がよくわかります。

80年以上前から形そのものは大きく変わらないものの、ウインドシールドやキックペダル、ハンドシフト、テールランプなどの細部に様々な変更が加えられています。こうした歴史がまた魅力を深めてくれます。

旧いタイプではエンジンの形が違い、ヘッドの裏が平らになっています。サイドバルブというとてもシンプルな構造で、製造も安価なので最も長い間採用されていました。ヘッドカバーはただの蓋で、内側は平らです。このことから、フラットヘッドと呼ばれていました。エンジンはもちろん今の方が性能は上ですが、時代ごとの個性的な姿のためにファンも多いです。